最近IELTSやTOEFLの対策において、改めて文法演習の大切さを感じています。
ライティングのおいてもスピーキングにおいても、正しくフォーマルな表現を心がけることは重要です。
ライティングやスピーキングのような課題については、とりあえずアウトプットするということは案外できるものです。問題なのは、そのアウトプットの内容や内容を説明する表現が適切なのかということです。
内容を洗練させていくことはまた別の機会でお話したいと思います。
あまり筆が進まない、思ったことを口にできないという段階から、適切な量のアウトプットを出すことができるまでは、それほど長い期間はかからないのですが、ここから表現をブラッシュアップさせていく道のりは、恐らく皆さんが想像しているより長く地味なものです。日々課題に取り組む中で「本当に成長しているのか?」と疑問に感じることも少なくないはずです。
できあがったライティングの添削やスピーキングのフィードバックで、その都度「この表現はこうしよう」「この動詞はこのように言いかえよう」というように修正していくのですが、また次の課題で、前回とほぼ変わらない表現精度でアウトプットが出てくるということを何度も繰り返すことになります。そして、この繰り返しこそが唯一の上達方法であるのも間違いありません。
しかし、そのスピードを少しアップさせることができるのが文法演習だと考えています。
インターや現地校で日々英語に触れていると、雰囲気で正しいのか正しくないのか分からない英語でコミュニケーションを取り、授業もなんとかやりくりできているという人も少なくないと思います。幼い頃から英語環境で育っていない限りは、そうなるのも仕方がないと思います。
とはいえ、IELTSやTOEFLのような試験で高いスコアを取りたいのであれば修正していくしかありません。
そこで、一度基礎に立ちかえる意味でも文法(ルール)を定着させるべきだと思います。まずは中学レベルの文法が本当に理解できているかどうか確認してみてください。高校受験にフルコミットしたことがある人は分かると思いますが、「中学レベル」と一口で言っても、実は結構難しいものもたくさん含まれています。高校受験の文法学習、これは侮れません。次に、大学受験の勉強で使用する文法問題集(桐原書店やZ会などの定番のものでOK)を、日本の受験生と同じようなのりで何周もやってみることをお勧めします。ここまでやると、ライティングやスピーキングで必要な文法的事項のインプットはほぼ問題ないはずです。ややこしい構文も頭に入っていると思います。
言うは易し行うは難し、なかなか継続できないことが多いのも事実です。
ですので、そこで差が生まれることになる。
結局、精神論のような話になるのですが、これが継続できる人は、たとえば実戦練習のようなダイレクトな練習においても納得がいくまで繰り返し練習する傾向があるので、ますます差が開くということになります。
文法演習はあくまで、成長スピードを「少しだけ」早くすることができるようにする取り組みです。
でも、その小さな積み重ねの効果を信じてできるどうかが、最終的に大きな差になることがあるのです。
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