2026年度の大学入試、特に難関大学における英語の難化は、今後の高校入試のあり方に大きな影響を及ぼすと考えられます。
今日は、すでに問題視されている難関高校での入試における、難度への影響と対応について考えてみたいと思います。
1. 「速読・多読」から「深読・精読」への回帰が起こるか??
近年は、共通テストに代表される「大量の情報を素早く処理する能力」に重点が置かれる傾向がありました。。
しかし、例えば2026年度の東大入試では、総語数の増加に加え、抽象度の高い論理展開や、行間を読む力が求められる出題が見られました。
これを受け、高校入試においても、大量の英文を処理する能力に加え、抽象度の高い文章の読解や、表現の幅が広い小説文の出題がメインになる可能性も想定すべきだと考えます。
2. 語彙・文法の「運用力」の重視
今年の東大入試では、単語そのものは平易でも、文脈に応じて適切な日本語を充てる「訳出力」や、特定の状況を説明する「発信力」が試されました。
高校入試でも、単純な単語の暗記から一歩進み、「文脈に即した語彙の使い分け」を問う問題が増加するかもしれません。
そうなると、題材になる文章は小説文となる可能性が高く、小説分読解の対策は必須になるのではないでしょうか。
3. アカデミックな内容のリスニング
高校入試のリスニングにも影響があるかもしれません。
大学入試におけるアカデミックな内容のリスニングは、今後は単なる日常会話だけでなく、自然科学、社会科学などアカデミックなトピックを中学生レベルで扱う傾向が強まるかもしれません。
これにより、早い段階からリスニング対策は不可欠となるはずです。
4. 求められる「背景知識」
東大に留まらず、大学入試では多様なテーマが出題されます。
単なる英語の力ではなく、背景にある教養の深さが読解の解像度に大きな影響を与えます。
高校入試においても、国語の論説文で扱うようなテーマが長文問題の題材となるケースは増えると考えられます。
英語という枠だけでなく、「総合的な読解力」が合否を分ける鍵となるはずです。
このように、2026年度の大学入試が示したのは、「実用英語」だけでなく、「知的な英語」の必要性です。
今後の高校入試では、現状を見据え、論理的思考と豊かな背景知識を問うような入試になると想定した上で、対策していくことが必要になるのではないでしょうか。
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