私も近日一時帰国するのですがうる覚え（ワイン３本まで免税程度）だったので「税関」のホームページ等にて確認をしました。私が経験上知っているとかではなく今、確認した結果だという事をご理解のうえご覧ください（もっともその方が確かだとは思いますが・・・）

規定によると・・・まず免税範囲ですが「酒類は７６０ｍｌ程度のもの３本まで」
です。通常７２０ｍｌ－７５０ｍｌ程度ですからふつうに考えるとワイン３本までという事になりますね。つまり３本は免税ですから課税はゼロです。

下のＨＰを見るとワインは免税範囲を超えた場合（４本目以降）は１リットル当たり２００円の課税と考える事ができます。単純計算で３本のワインで２、３リットルとして２００円＊２，３として４６０円加算となります。ちなみにビールも税率は同じです。基本的に超高級品でない限りこの一般税率が適用になります。いずれにしても関税の面だけで考えれば仮に１０本７，６リットルを持ち込んだとしても課税される金額は１５２０円です。どのクラスのワインを買うかにもよりますが仮に安い物を買ったとしても日本国内の価格と品質とを比較したらそれは大きな負担とはならないはずです。

それより調べていくうちに他の問題に突き当たりました。考えてみたら当然ですが、それは航空会社の現在の持ち込み制限と経由国の問題です。経由国によっては液体・酒類を処分してしまう所もあります。よって一番いい方法は、航空会社に持ち込み制限の量を確認する。私が思うにエコノミーですら２０ｋｇとか２５ｋｇ程度はＯＫとか３０ｋｇとかバッグ一個なら重さ無制限とか各社ばらばらです。さすがに液体である酒類は制限が有ると思います。つまりチェックインの段階で持込が出来れば経由国で抜かれない限りＯＫですがそこが最初の関門になるわけですから確認が必要でしょうね。

梱包についてはビンが衝撃に耐えるように（さすがに気圧迄は考えるのは難しいので）タオル等で厳重に来るんでビニールパックするしかないと思います。私は以前小さめのバスタオルに来るんでラップでぐるぐるに縛りました。でも相当太くなります。７２ｃｍ級の大型トランクでも１０本入るのでしょうか・・・

それと下に記載している国土交通省の規定によると保安検査後の空港内免税店などで購入したものは持込が可能です。但しこれも飛行機側の手荷物として一般的なサイズがありますからその範囲内でということになるでしょうね。そのあたりがわかりません。

という事で私が調べた範囲でわかったことはこの３つを航空会社に確認する必要があります・・・「預け入れ荷物としてどの程度いれてＯＫかを確認する」「経由国が有るなら経由国で酒類抜き取りが無いか確認する」「免税店で購入した酒類はどの程度まで持ち込めるのか確認する」

日本の税関では高級品でないかぎり一般課税をかけるだけですから前述の通りたいした問題にはなりません。問題は荷物として預け入れができるのか？航空機に持ち込めるのか？です。梱包については厳重に越した事はありませんがその手前の確認が本件の問題であるといえますね。

免税の範囲（最上段に酒類が記載されています）
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm

酒類の課税について
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm

国土交通省ガイドライン（０７年１２月制定）
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/12/121219_.html

あらゆる液体物は、100ml以下の容器へ
　・容器は、再封可能な容量1L以下の透明プラスチック製袋へ
　・旅客１人当たり袋は１つしか持ち込めない
　・医薬品、ベビーミルク/フード、制限食等は適用除外(持込可)
　・荷物検査時、プラスチック袋と電子機器(ノートPC等)はバックから出す
　★保安検査後の免税店等で購入した酒類等は、機内持込OK（ここに注目）


注意・・・一本１０万円、２０万円という高級品は別途課税対象になる可能性がありますがこの部分は省いて一般関税で記載しています。

参考になった