婚姻時に最初に居住した地、ではないです。
基本は離婚時に居住している地、の法に従う事になるかと思います。
知り合いで、日本で婚姻した方、第三国で婚姻した方も、皆さん離婚時にフランス在住でフランスの法が適用されています。子供がいるとハーグ条約にも引っ掛かります。
もちろん、相手が納得するのであれば、まず日本で日本式に離婚手続きを行い(離婚届を出すだけで簡単です。子供なしで財産分与でも揉めないなら。)、それをフランス側に提出して離婚する事も可能です。また、相手が同意すれば、離婚して子供と日本に移住する事も可能です。

しかし大体、財産分与等のお金関係、子供の養育費や監護権の条件で揉めるので、多くはフランス男性側が自分に有利な居住地フランスでの離婚協議を希望する事が殆どだと思います。

財産分与は、婚姻時に特別な契約をしていなくても、自動的に一般的な契約COMMUNAUTE REDUITES AUX ACQUETSになっています。
内容は日仏殆ど同じで、婚姻前の財産と結婚後も相続等の個人財産は別財産、婚姻後の収入は共有財産→離婚時に分与対象、です。

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