教えて! 生活
日仏家庭で今年生まれた子供に関してカトリックの洗礼を受けさせたほうがいいか悩んでいます。
私自身は特にどこかの宗教に熱心に属しているというわけではなく、宗教に関してはどちらかというとニュートラルだと思うのですが、主人の家族は全員カトリックです(といってもとても熱心というわけではなく、時々ミサに出席する程度)。
周りのフランス人に聞くと、「うーん、みんな洗礼しているからね。本人があとから嫌だと思う場合は後でやめればいいだけだからとりあえずしておけば?そのほうが後から信者になるより簡単だよ」という意見が出たり、「洗礼しようと思えばいつでもできるんだから本人がもっと大きくなって自分が決めればいいことじゃない」という意見が出たり。でも小さいうちにしておかないと何か不幸に見舞われたときご加護が受けられないからね・・といわれるとそれもそうかなと思ってしまったりしてしまいます。
カトリック信者であるかないかはフランスの社会で生活するにあたり実際にはどのような違いがあるのでしょうか?
日常生活に直結する部分で個人的な体験としてはカトリック信者でないと基本的には結婚式をさせてもらえない、ミサや結婚式、洗礼式などでカトリック信者でないとコミュニオンに参加できない(もちろん両方の場合も絶対にさせてもらえないという訳ではないことは承知しています)というようなことは経験し、なんとなく疎外感を感じる場面はあり、冠婚葬祭の際不便であることはわかりました。
そのほかにも子供が将来フランスでずっと暮らしていくにはお友達関係その他信者でないと不便な場面があったりするのでしょうか?
また洗礼していないともし亡くなったりした時はどこでお葬式をすることになるのでしょうか?
もちろんフランスはいろいろなルーツ、宗教を持つ人が共存しており、学校教育も基本的には無宗教、ということは存じておりますが実際のところはどうなのでしょうか?
洗礼をするかどうかは本来個人の考え方の問題で、こちらでどうしたらいいかなどと質問させていただくことではないかもしれないのですが、在仏年数も短く判断材料があまりないのでいろいろな方のご経験やお考えをうかがえると嬉しく、助かります。
よろしくお願いします。