教えて! 住居
悪徳ピアノ業者にご注意
知り合いがパリの日仏カップルのホームステイ先でピアノを借りるため
ある日本人のピアノ業者に依頼しました。(木◎さん)
知り合いは入居以降にピアノを運んでほしいと依頼したそうです。
その業者は入居前日にいきなり電話をしてきて今日運びたいといってきたそうです。
しかし入居前日。ホームステイ先にも予定があり、その後連絡がうまくつかず、約束はちゃんと取り付けていませんでした。
夜、度重なる着信にでるとその業者は今玄関の前にピアノを運びそこで待っていると言います。
デジコートは管理人に頼んであけてもらい、建物内装への傷防止のためのものなど一切使用せず、エレベーターに無理矢理入れるためにアップライトの足をノコギリで切って来たそうです。
儲かるためなら何でもやる、それがフランス流だそうです。
その業者は何時に帰ってくるのか聞きました。もちろん約束など取り付けていなかったのだから、早く帰れません。このまま一晩ピアノを置いていって朝何時にきていいかとききます。それは隣人の迷惑にもなりかねないから、ガーディアンに許可をとってくれといいました。そのガーディアンが玄関を開けてくれたんだと言います。(玄関をあけてくれたのと共同場所の廊下にピアノを置くのは別の話だと思います。)
じゃあ今日帰ってくるんですね。じゃあ22時でも23時でも24時でも待ってますから。新聞よんでずっと待ってますからと言ったそうです。
知り合いは恐怖を感じたそうです。
他の家の者に連絡を取り、とりあえずピアノを運ばせたそうです。
しかし運んだ部屋に置いておいたホームステイする子のために用意していた鍵束が無くなりました。
探しても見つからなかったため、玄関の鍵はすぐ代えたそうです。万が一盗まれたのなら複製されてもおかしくないですし部屋にいつでも入られてしまうからです。
その鍵束にはコードの鍵や玄関、カーブ、ポスト、あらゆる鍵がついていたため、鍵の買い換えや複製に700€近くかかったそうです。
正直証拠はありませんでした。
その後1週間後、ピアノの借用代金を払いに行った際、知り合いは鍵をもっていったか訪ねたそうです。
「持って行ったよ」と返答が返ってきました。
「自分の車や自宅の鍵と思ってもっていっちゃうんだよね。
次の日には気付いてたけど大事なものならすぐ連絡してくるだろうと思った。」彼の言い分です。
そのホームステイ先は警察にも行かれたそうです。
正直同じ日本人として恥を感じました。
こんな業者からピアノを借りたいですか?