私は、去年秋から仏語を学ぶために学校に通い始めました。レベルは、二番目に易しいクラスなので、まだフランス人の会話に参加することはできませんが、そのような状況のときは割り切って、リスニングの勉強と思い、音を聴くことに徹しています。そうすると、知っている単語や簡単な文章の音が浮かび上がってくるので、それを聴き拾い集めています。ただそれだけですが、少しずつどんな形でも、自分の糧になると思えば、苦にならなくなりました。周りのフランス人たちは、私のフランス語のレベルを知っているので、始めは気を遣ってたまに英語で話そうとしてくれますが　『仏語リスニングの勉強のために、むしろフランス語で話してほしい。』と伝えます。それでも　理解できない会話の場にいることが、もどかしく感じることもあります。そんな時は、今　自分自身の理解できない具合を覚えておこう　いつか会話に参加できるくらい、仏語が上達したとき、その成長の奇跡を振り返ることができるって、特別なことだと思います。

私は、元々　言葉や話すことがとても好きなので、人が集まっている場で、会話の流れや話の内容、誰かが話していることが理解できない　自分の想いを口にすることができない・・・　それは本来私にとっては悲しいことですし、そういう気持ちになりたくない、落ち込みたくないから、場を避けていた時期もありました。でもやっぱり、いつも自分らしくいたい、自分のことを相手に分かってもらいたい、その想いをバネに、がんばろう！と奮い立たせ勉強に励んでいます。

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