帰国生入試について、実は勘違いされがちなことについてのお話です。
中学入試、高校入試に当てはまるお話です。
帰国生入試に対して皆さんはどのような認識を持っているでしょうか?
・一般生より優遇される
・問題がやさしい
・合格基準がゆるい
・英語ができないと無理
などが一般的な認識ではないでしょうか?
ある意味正しく、ある意味正確ではないというのが私たちの印象です。
ある学校の視点で見ると正しい認識ですが、別の学校の視点で見ると全く違う認識になる。
つまり、「帰国生入試」と一括りにすると正しい姿が見えてこず、学校によって帰国生入試をどういう位置付けで実施しているかによって、性質が大きく異なってきます。
ただ、一般論として「一般生より優遇されている」というのは正しいと思います。
そもそも、一般入試とは別の入り口があるわけですから、帰国生だけの機会があるというだけで優遇と言って差し支えないと思います。
ただ他の事項は多面的に考える必要があります。
「問題がやさしい」
これは一概には言えません。そういう学校があるのも確かですが、一般入試と同一日、同一問題で帰国生入試を実施する学校もあります。また、帰国生のみ「英語1科目入試」を行う学校の場合、そもそも英語環境で育ち、かつ相当トレーニングを積んでいないとどうにも対応できないような英語の問題を課す学校もあります。
「合格基準がゆるい」
こちらも「学校による」としか言いようがありません。一般入試と同一日、同一問題で帰国生入試を実施している場合、確かに加点や基準を下げていることがあります。ただ、いわゆる難関校の場合、一般入試で突破する力がないと、そもそも帰国生入試でも突破は難しいと思われる学校も存在します。そのような場合、「ゆるい」という印象は全くありません。
「英語ができないと無理」
そのような学校があるのは確かです。ほぼネイティブレベルの英語力がないと対応できない試験も存在します。ただ、日本人学校に通っている生徒が、中学入試なら「算国」で、高校入試なら「数国英(いわゆる高校入試の英語)」で受験できる学校もたくさんあります。ですので、帰国生入試を検討する場合に、自身の属性を考慮して受験パターンを選ぶことができます。
ということで、帰国生入試とひとことで言っても、これしかないという解がないというのが実像です。
インターや現地校に在籍していても、日本人学校に在籍していても、ご自身に合った帰国生入試が存在します。
また、多くの場合は、一般入試に臨む日本の受験生と同じように、試験に向けて研鑽を積まなければなりません。
そうすることで、帰国生入試を受験するメリットを大いに活かすことができるようになります。
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