教えて! 法律
3年ほど前にあるフランス家庭で住み込みのベビーシッターをしていました。
その際、父親の方からセクハラを受けた経験があります。
当時はだれも身寄りがなく、住居をなくすのが怖かったことと、母親や子供達への配慮から自分一人で耐えました。
そのことに関しては、後に相手から謝罪があり、また長期に及んだわけでもなく、自分の中で消化できたため、相手を訴えようという気は今はもうありません。
が、今になってどのような経路かはわかりませんが、そのことを奥さんに知られてしまったようです。
そして、ある日突然私の方に奥さんから
attestation de témoin
(Articles 200, 201, 202 et 203 du Code de procédure civile, article 441-7 du Code pénal)
という文章が送られてきて大変困惑しております。
この用紙に、私と父親の間であったことを全て書くよう指示されました。
当夫婦はどうやら離婚をするらしく、浮気の証拠がほしいのでしょう。
私が知りたいのは、この用紙に記入する義務が私にあるかどうかです。
強制されているような文面でしたが、私がこの用紙に記入することによって起こることは、単純に彼女を有利にする”手助け”になるだけだと解釈しています。
しかしながら、何の説明もなくこのような文書を叩き付けられ、彼女にとても腹を立てており、力になるつもりはありません。
一度サインしてしまえば、裁判所に呼び出される可能性がありますし、たとえ被害者だと主張しても私自身の立場も疑われるのではないかと恐れています。
現在は結婚し、滞在許可証の身分変更の申請中で面倒なことに巻き込まれるのは避けたいと思っています。
しかし、ことの発端は全て父親の責任であるとしても、私の存在も離婚の一因とされた場合、裁判所に呼び出されたりすることがあるのか、これもできれば知れたらと思っています。
自分で弁護士を雇う余裕がなく、大変困っておりますが、どなたかお力添え頂ければ幸いです。