かなり運が良くないと間に合わないように、感じます。間に合わなかったときは、現実的な選択肢としては安全、安心、時間、便利さでタクシーを使わざるを得ないと思います。

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在仏17年の者です。15年ほど前にパリで免許をとりました。当時よりも今の方がCord（交通規則）のテストも実地試験も厳しいようですが、頑張れば無理ではないと思います。
視力に関してですが、私の場合、一方が0.03、もう一方が1.0で試験に受けるか心配していました。が、日本のように厳格な視力検査はなく、実施試験の時に隣に座っている試験官がまず、「（10メートルほど）前方に駐車してある車のナンバープレートを片目で読んでください。」と指示し、片目を覆って読んだ後で、「じゃあ、反対の目で同じナンバープレートを読んでください。」と指示。私は視力の良いほうの目でまずプレートを読み、次に視力の悪い方の目に変えて、覚えていた番号を暗唱しました。これで「視力に問題はないですね！」と言われ合格になりました。一応コンタクトで矯正ということで、免許にはそのことが記載されています。15年前はこのように非常にアバウトでした。

交通規則の試験に合格するには、とにかくAuto-ecoleに何度も通ってCordの勉強を繰り返し行なうことです。いい学校では、引っ掛け問題の解説をしてくれ、試験でとても役立ちます。かなり真面目に通ったので、半年ほどで合格したように記憶しています。今はもっと難しいという噂も訊きますが、どうでしょう・・・。筆記に合格した後、実地試験は5回まで受けることができると訊いた事があります。

実施試験に向けての練習はおっしゃるとおり、初乗りからいきなり路上で運転させられます。もちろん、車の動かし方がわかるまでは、ハンドルとブレーキ以外は教官が操作してくれた気がします。私の場合、20時間くらい乗った頃に、パリの環状線を運転させられ、死ぬ思いで運転したのを覚えています。教官や学校にもあたりはずれがあり、私が最初に習った教官は、運転中に「日本人は兎はたべないのか？」といったどうでもいい質問をされたり、教習中に私用で郵便局によったりと、不真面目な教官でした。お陰で30時間乗ったにもかかわらず、1回目の試験は不合格。その後、学校を変え、よい教官に当たり、20時間ほど練習して結局、3回目で合格することができました。試験はパリ郊外の比較的交通量の少ないところでした。1台の車に3人の受験生が同乗し、順番に運転して、3人が運転し終わったらその場で合否が発表されます。合格の決め手は、ルールを守ることや技術はもちろんですが、腹をくくって全責任をもって運転するという態度であることも重要です。

私も日本の免許はありませんが、一つだけ自信を持って言えることは、パリで運転の勉強をしておけば、どこで運転しても怖いものはなくなるということです！それほどパリは危ない運転をする人がたくさんいるんです。

以上、15年前の経験でした。パスポートと滞在許可書で試験を受けれるかどうかは、わかりませんので調べてみてください。

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