パリ 教えて! 仕事
フランスでは、オートアントレプレナー(シッター・日本語講師・飲食や会計・販売員・CESUを介しての契約その他)としての労働者の権利は、一般のサラーリーマン(あるいはパート契約)労働者と比べてかなり制限されているのでしょうか?
実態が普通の雇用やパート勤務と変わらない「週に何日、何時から何時まで、3か月以上の長期」という内容であるのに、雇い主・顧客の都合(それも十分な収入ある雇い主の、バカンス・店舗改修その他の理由)にて、勤務日数を減らされることがあっても、その休み中には、何の保証もなくて当然なのでしょうか?
そして、育児休暇や労働時間・通勤途中の事故や障がいへの補償、サービス残業の制限や支払、といったものも、ないのでしょうか?
これでは、「労働契約はすべて労働者をオートアントレプレナーにして雇えばよい・ブラックで雇えばよい(これは双方に罰則ある雇い方なので、労働者も秘密にするだろう)」となり、せっかくフランスで築かれた労働者の権利全般(いまは安定した契約ある人も含め)がおびやかされることになりませんか?
たとえ運よく、CDIやCDD契約に切り替えられても(または転職できても)、雇い主は「ほかのオートアントレプレナーを探せばよい」、となってしまい、この傾向がフランスに広がると、たとえ今CDI契約や安定収入がある人も、将来立場が脅かされるかもしれません。
現状、かなりの人たちの間で「仕事がないよりまし」「フランス語が分からないから仕方がない」「ライバルが多いから価格や条件を下げざるを得ない」といった考えで、日本人・アジア系労働者の共食い状態になっていると思います。
さらに、支給される給与もSIMICやSIMICと大して変わらない金額のことが多いようなので、インフレの現状では「保証なしの強制休暇」の長い月の生活費などにも問題が出ます。
もしオートアントレプレナーでも「実態が定期雇用である」場合、「CDDやCDIとしての権利を保障してほしい」と雇用者に訴えたことにより、解雇されたり契約を減らされた場合、雇用主には何の罰則もなく、これまでやこれからへの補償金を支払う義務もないのでしょうか?
これについて、基準となる法律や、相談先(できれば夜間や週末、オンラインでもすみやかに対応してくれる先。。すみやかというのが、難しいかもしれませんが)をご存じの方、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。