パリ 教えて! 学校/学問
日本人夫婦の家庭です。年少の娘が現地の幼稚園に通っています。
娘が幼稚園で、自分自身の絵を描く授業を受けてきたそうです。
先生には「髪の毛は自分の髪の色で描くように」「みんなそれぞれ髪の色が違うね」と言われたそうです。
娘は
「◎◎ちゃん(仲良しの友達)は髪が黒じゃないんだね」
と初めて気づいたように言っていました。
なるほど、多人種国家のフランスでは幼少期からこうやって人種ごとの髪・目・肌の違いなどを自然と学ばせていくんだな~と思いました。
ただ、うちの娘は日本人ですので、今後も幼稚園や小学校で「人種の違い」を学ぶ授業があった時に、クラスで常に「アジア人はこうでしょう?」のアジア人代表というかモデルケースとなるのかと思うと不安もあります。
フランスで売られるKIDIDOCなどの知育(絵本)やアニメでは多人種が出てきますがアジア人は必ず
「強調されたつり目に前髪ありの黒髪ストレート」が定番です。
あれがクラスの「人種の違い」の説明に使われるなら、子供の間でのつり目ポーズのからかいなどにつながらないかなど危惧もしてしまいます。
もちろん授業の意図が、いろいろな人種ごとに違いがあるがそこに優劣はない、ということを教えることなのはよくわかります。
ただプリンセスや妖精など女児受けするキャラクターはいまだに金髪や白人設定で描かれることが多いですし、
フランス社会に白人以外の人種への差別は根強く残っているとも感じます。
◎幼稚園・小学校では継続して「人種の違い」を学ぶ授業が続くのでしょうか。
◎どのような内容なのでしょうか。「アジア人は背が低くて目が細くて…」のようなステレオタイプに触れられたりするのでしょうか。
◎家庭では子供にどのように教えていますか。
この国でお子様が教育を受けてきた方、よろしければ体験談やご意見など頂けますでしょうか。
母親として子供に、のびのびと、引け目を感じずに育ってほしいと思っております。
フランス人の知人も少なく、フランスの教育は未知で、なにやら手探りで進んでいるような状態のため、不安になっているのかもしれません。
ネットで諸先輩のご意見を頂けましたら幸いです。