こんにちは。結婚はしていないのですが、ここで度々離婚や家庭問題の質問が上がるたびに専業主婦についてのご意見があるので、気になり質問させてもらいました。
私はこちらで独身で仕事をしており、結婚したとしても仕事は辞めるつもりがないため、実際自分自身に降りかかる問題ではないと思うのですが、後学のために知識を広げたい意味合いだったり、意見交換に近いトピです。

○“フランスで専業主婦は社会的地位が低い”
ということは承知です。

フランス人夫婦では、お互いフルタイムで共働きの場合、奥さまの家事量はどの程度なのでしょうか。
人にもよりますが、日本人奥さまはかなり家事をきっちりやられている方が多いように見受けます。逆にフランス人って掃除とかあまり得意ではないですよね。日本的な朝食もない印象があります。
（家庭によりますが、うちの母は朝食でも焼き魚、お味噌汁、野菜、フルーツもなどしっかり作ってくれた絵に描いたような日本の母なので、そう思うのかもしれません。）
一般的なフランス人夫婦の奥様の家事量/内容と、日本人奥様の家事量/内容を比較した時に明らかに日本人奥様の方が家事労働が勝る場合、フランスで一般的に言われている「専業主婦」と同等にならないのではと思いました。裁縫も得意で幼少期はセーターを編んでもらったり、トートバッグを作ってもらったりしていました。人形の洋服まで作ってくれたり。
私の親戚（女性）がフランスではない欧米の国で結婚しましたが、旦那さん（現地の白人男性）は食卓に並ぶ食事の品数、バリエーションが多く、毎日パーティみたい！と言っていました。

近年日本では家事労働を給与計算した場合いくらと算出され、話題になりました。一般正社員と変わらない労働であると。

フランスでフルタイム共働きの日仏夫婦は、みなさんどの程度家事分担されているのでしょうか。
最近の別トピで、結婚財産分離契約の話が出ていて、財産が別になるのであれば、私なら洗濯も相手の分はしないし料理もしないなぁと思いました。掃除も自分のスペースだけで共用部分は交代とか、買い物も相手の分はしないなぁと。（笑）
これって、完全に結婚生活破綻していて結婚の意味がないですよね。

うちの両親は、古い人間なのですが、母は正社員で働いてた事もあるけれどパートタイムでの仕事が多かったです。貯金を、母が「これはお父さんのお金だから」と言ったことをに父に伝えたら、「お母さんそんなこと言ったの？二人のお金なのに」と言っていたのが印象的に覚えています。今は年金生活ですが父の年金で生活していて、母の年金は母の貯金（笑）。（決して両親の賞賛トピではなく、父は大声で馬鹿野郎とすぐ怒鳴る人で頑固者なので、今の時代ならモラハラ夫に入るレベル、母も文句は多いし、問題は沢山あります。よく喧嘩してます。（笑）)

上記の事から、個人的には日本人の奥様で、完璧に家事労働をきっちりやっている「日本の母」のような専業主婦は、決して財産の食いつぶしではなく、外食や出費を抑える、貯蓄の最たる働きをしていると思います。
それでもフルタイム勤務ではないと下に見られたり、離婚時にはフランス人の主婦と同様の権利しか認められないものでしょうか。
結婚してお互い共働きで財布は別、家事はほぼすべて奥様になったら奥様は損しかないですよね。フランスでの結婚のメリットとはと考えさせられてしまいます。だから結婚率が少ないのでしょうか。
長文を読んでいただき有難うございます。