このような家族間での意見の相違は宗教に限らず、『子育て』していると何度となくぶつかる家族間でのトラブルと同じだと
考えていいと思います。
（ちなみに私は無宗教ですので、信者の方々には納得できない意見かもしれません。）

我が家も日仏家庭で子供が２人いますが、これまでに何度となく子育て方針で夫とは意見が異なったこともありますし、
そこに義両親が入って来て事がより複雑になったことも多々ありました。
でも、私のスタンスは常に変わりません。『子育ては、親である夫婦が決めること』。夫とは納得いくまで話し合います。
義両親の意見も必要なときには聞きますが、私たち夫婦が決めるべきことに余計な口出し、または二人で決めたことに対して
異議を強要してきた場合には、きっぱりとはねのけてきました。

ご主人は『洗礼を受けさせるべきだ』とは言っていないんですよね。受けさせたい、と思うようになったと。
まりまりさんご自身の気持ちをはっきりとご主人に伝えて、ご主人の話も聞いて、お二人で答えを出すべきだと思います。
義両親さんの意見は余計です。ご主人の意見を後押しするだけで、不公平じゃないですか。

余談になるかもしれませんが、夫の家族も皆無宗教なのですが、姪っ子はなぜか中学生のときに突然カトリックに目覚め、
自らの意思で教会に通うようになり、洗礼を受けるためのレッスンも受け、はれてカトリックの一員として認められました。
自らの意思で神を信じ、信者の一員として認められるように努力した彼女の姿は、無宗教の私が見ていても素晴らしいものだな、と思いました。

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はじめまして。
在仏日本人ですが幼児洗礼のカトリック信者です。
回答者の方の回答内容に少しびっくりしてしまい投稿します。

まず、カトリックの洗礼についてですが、今回の質問内容に関係する部分だけを要約して少し正確にしておきたいと思います。
カトリックでは7歳までに洗礼を受けた場合を幼児洗礼とみなして親の意思で決まります。
洗礼を受けるとカトリックの信者ということになり、その後7、8歳頃にコミュニオン(初聖体)、14、5歳頃にコンフィルマシオン(堅信)と進み信仰を確かにしていきます。
洗礼、初聖体、堅信はカトリックの中では結婚などと同じく秘跡と呼ばれ、一度行うと取り消すということはできません。
これが「カトリックはやめられない」と言われる理由です。「やめる、取り消す」という概念がないのです。
一度洗礼を受けたらカトリックの社会に置いては一生カトリックです。
ただ、現代のカトリックはそこまで厳しくしていないので、教会から離れる人、他の宗教に関心を持つ人を引き止めることには重きを置いていません。

カトリックはバチカンをすべての中心にした世界的な歴史のしっかりしたきちんとした宗教です。
全ての教会が繋がって協力しあっているため、お金に困って信者を集めたりする必要もありません。
回答者の方でISなどのはなしを例え話にしている方がいらっしゃったのですが、例えばカトリックに入っていることで正しい宗教とは、正しい信仰とは何かを知る機会も持つことができると思います。

しかし、洗礼というのは七五三のような子どもの成長を祝う通過儀礼のような儀式ではなく、カトリックにおいてはそこから信仰人生の始まる「入門」です。

質問者のまりまり様はとてもよく考えていらっしゃり、神父様にも相談してとてもいい対応をされていると思います。
ご主人とご両親と意見が合わないということで私なりのこうしてはいいのでは、というのを信者という視点も含めてアドバイスさせていただけるのならば、
ご主人とご両親にはカトリックから離すことは考えていないこと、機会があれば教会に子どもを連れて行き選択肢を作るつもりであること、自分の宗教も同じように子どもには選択肢の一つに入れたいことをつたえてはどうでしょうか。

日本ではカトリックの信者は人口の1パーセントほどだともいわれているため、日本のカトリックの教会は非常にオープンです。
信者と未信者のカップルも教会で結婚式を挙げられますし、洗礼を受けていない子どもも洗礼を受けている子どもも同じように受け入れて日曜学校などを開いています。
七五三などの行事をする教会もあります。
家族と違う宗教を持つ人もたくさんいますし、まりまりさんのように両親はカトリック信者だが子どもが大きくなるまで洗礼を受けさせない(自分で選ばせる)というご家庭もたくさんあり、そのような場合子どもは幼児洗礼よりも洗礼前に信仰について深く考えるためより信仰深くなる人もいます。兄弟姉妹で洗礼を受けていたり受けていなかったりというご家庭もありました。

このようなこともさりげなくご主人とご両親にお話してみるのはいかがでしょうか。
ずっと信仰を持って生きてくると信仰を持たない人生が想像しにくいのかもしれませんね。
私はもし自分が信仰を持っていなかったら自分の道徳心がどのように育てられたのだろうかと想像できません。

私個人としては子どもの時に洗礼を受け、家族以外にいつでもよりどころとなるコミュニティができたことはとてもよかったと思っています。教会で友達もたくさんできましたし、世界のどこに行っても自分を受け入れてくれる教会があります。
ただ、宗教は戦争を引き起こすものでもあり、特に今後どのように世界情勢が変わって行くかも分かりません。
「宗教を持つ」ということがどういうことか本当に個々が考えて行く時代になって行くと思います。

まりまりさんのお子さんはご両親お二人の宗教の選択肢があり、またおそらく宗教を持たない選択肢もあり、幸せだと思います。

長くなってしまいましたが、まずはお体を大切にして元気な赤ちゃんを産んでくださいね！

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自分が無信教であるということで、自分自身の親戚から宗教（浄土宗です）を押し付けられたことがあり、とてもいやな思いをしました。仏教自体は嫌いでないですし、ある程度勉強もして理解していたのですが、あれこれお金のかかる行事ごとを押し付けられ、本当に嫌でした。
私もまりまりさんと全く同じ考えで、子供には宗教を理解できる年齢になって納得したら受けさせるべき、と考えていました。私の夫の家族もカトリックですが、とても理解のある家庭だった上、上記の経験からある程度準備をしておりましたので、問題は特にありませんでした。
七五三のような、いわゆる「伝統的・慣習的な」儀式としてのバテムなら許してよいと思いますが、まりまりさんのように相手が敬虔なカトリックとあれば、より宗教色の強い行事であり、まりまりさんがカトリック信者でなく、バテムが嫌ならば、旦那様のご家族は、まりまりさんの意見を尊重するべきだと思います。
これを一度許してしまうと、次はコミュニオンをやれ、日曜ミサにも行け、などどんどんエスカレートする可能性がありますので、まりまりさんは、ここで揺るいではいけないと思います。まりまりさんは、神父にも相談に行き、すでにご自分の意思を明確に表明されているのに、まだ言い続けるとは、少し手ごわい相手ですね。
これは私の個人的な意見ですが、とても敬虔な信者であるほど（特に一神教の場合）、無信教や、あまり信心深くない人のことが理解できないことが多いと思います。ある意味当然です。相手が救われない、かわいそうと、優しさでそう思っているわけですから。決して悪気はないですよね。むしろ愛しているから押し付けてくるものです。ただ、こういう押し付けがエスカレートし、十字軍となり、アルカイダとなり、ISとなります。
ただ、別の宗教に傾倒している相手には、こういう押し付けが、少し薄らぐことが多いです。まりまりさんもふりだけでも信心深い神道・仏教信者であることを今以上にアピールしてはどうでしょうか？例えば近くの仏教寺院か何かに通ったり、ミニ仏壇でも作ったり。そして、ご自分の宗教があるのに、別の宗教に入れる（バテムする）ことは、許されない、と僧侶に言われた、とでもいってはどうでしょうか？それでも、洗礼をやりたいのであれば、まりまりさんはバテムには参加しないしないし、教会にも入らない。するなら準備から全部旦那様にやってもらい、頑なに関与しないことを表明してください。
それでもなお決行されるのであれば、オリーブさんの言うとおり、まりまりさんは日本でお宮参りや七五三などなんでもやりたいようにすれば良いと思います。ただし、バテムが決行されなかった場合には、まりまりさんも少しでも宗教色を帯びた日本的行事は控えるべきだと思います。少し寂しくはありますけどね。

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私も全く同じ意見です。結婚式も教会でしましたし、まりまりさんと同じような状況です。
息子が８カ月ですが、未だにこの話になると逃げてます。ずっと逃げ通せるかな…。
「子供が理解しないうちに洗礼を受けさせるのに抵抗があります」
私もそう思います。

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