教えて! その他
オリンピックで、体操種目の解説者を務めているトマ・ブエルさんが、日本の体操選手らを「小さなピカチュウたち」と表現して問題になっています。
たしかに放送を見ると、彼の発言直後には女性解説者が「オララ、エ」とびっくりしています。反人種差別団体からも声が上がっているそうです。
これを受けてトマさんはツイッター上で謝罪しました。
・・・が、わたしにはいまいちこの発言のどこが問題なのかよくわかりません。プチは「小さい」以外にも「かわいらしい」のようにも使われることがありますし、ma petite puce で「小さいノミ」ですがもちろんこれは愛しい彼女に対する呼びかけとなったりもします。
ピカチュウが黄色いから黄色人種の肌について言及しているように取れるからでしょうか。わたしにはPOKEMON GOが流行っている今、日本のかわいいキャラクター=ピカチュウとなるのは自然に思えますし、petites hello kittysだったら問題なかったということでしょうか。
日本とは違い、移民の多く暮らすフランス社会では、マイノリティが不愉快な思いをしないように人種差別発言には敏感なのだと思いますが、まだわたしはフランス社会のことをよく知らず、今回の件について「なにが問題なのか」がいまいち概念としても、詳細にもよくわかりません。
日本の掲示板を読むと、私と同じように「別に気にならないけどなぁ」という意見が目立ちます。
おそらく日本に住んでいるわたしたちは気にならないけれど、多民族国家のフランスでは踏んではならない一線があるのだと思います。
どなたかこの問題点・背景などわかる方ご説明いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。