海外からの大学受験を目指す高校生にとって、合格を左右する要素は多岐にわたります。その中でも、海外大学または日本国内大学のどちらを目指す場合も、共通して必要とされるのが「英語力を示す指標」です。
1. 英語力を示す指標:TOEFL/IELTSの「壁」
英語力を示す指標として一般的に求められるのは、TOEFL iBTやIELTS Academic Moduleのスコアです。
このスコアのベースを固める時期は、高1から、あるいは高校受験を経ずに大学受験に照準を合わせている場合は中学3年生の秋から、と逆算して考えるべきです。
言うまでもなく、英語力そのものは必要ですが、例えばTOEFL iBTで100~110点といった高いスコアを安定して取得するためには、単純な言語能力を超えた「教養」と「基本的な論理性」が不可欠となります。
スコアが頭打ちになる原因は、英語力そのものだけではなく、「英語は理解できるが、書かれている内容がわからない」「トピックに対する自分の意見やサマリーを構成するためのアイデアが浮かばない」といった、知識・思考力に起因することが少なくありません。
これらのテストは、「大学の講義に支障なく参加できる英語力」を測定するためのものです。当然、ある程度アカデミックな内容を扱うため、一定レベルの教養や論理的思考力が欠かせないのです。
2. 教養と論理性を「今」始めるべき理由
では、この教養や論理性は、出願直前に一朝一夕で身につけることができるでしょうか。
答えは「NO」です。
これは、長期的な視野を持って日常的に取り組むことでのみ醸成されます。
高校受験までの学習内容と異なり、大学受験で求められる教養や論理は、より抽象的で幅広く、際限がありません。
教養:突き詰めれば深奥な専門分野に触れ、無限に学ぶことができます。
論理性:突き詰めれば哲学書を読み解き、思考をどこまでも掘り下げていくことになります。
どこまでやれば十分かという明確なラインはありませんが、少なくとも高1の時点からすぐに意識して取り組めることはたくさんあります。
高1から始める具体的な行動指針
時事問題・国際問題に関心を持つ:
ニュースをただ追うだけでなく、「なぜそれが起こったのか」「自分ならどう解決するか」を考える。
トピックに対する是非を問う:
典型的な社会トピック(AI、環境、格差など)について、賛成・反対両方の視点から理由を構成してみる。
基礎的な読解力の維持・向上:
学年相当の国語の文章読解や、専門分野の入門書に取り組み、抽象的な文章に慣れる。
基礎知識の蓄積:
各分野の代表的な先駆者(発明家、哲学者、科学者など)の名前とその功績くらいは知っておく。
3. 長期的な取り組みが結果を変える
こうした取り組みを継続するのは簡単ではありません。しかし、だからこそ、継続して準備した受験生と、付け焼き刃で対応せざるを得なかった受験生との間には、結果として大きな差が出てしまいます。
まずは、「長期的な視野で大学受験を捉える」という意識の転換からスタートしてください。
意識の方向が変われば、行動が変わります。そして、行動が変われば、必ず結果が変わります。
「受験直前に焦ることがないように、今すぐ準備を」という月並みな表現に聞こえるかもしれませんが、この英語と直接関係のない長期的な取り組みこそが、TOEFLやIELTSのスコアを飛躍的に向上させ、2年後、3年後の成功に直結する鍵となります。
教養と論理性の構築は、英語のスコアを「安定」させ、「合格」に届かせるための土台です。
今、その土台作りを始めることが、受験直前のプレッシャーを軽減し、成功を確実なものにするための戦略となるのです。
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