1学期も残すところ2週間ほどとなりました。
受験生にとっては勝負の季節です。
夏が明けると、中学受験生も高校受験生も、本格的に過去問題演習が始まります。
これまでインプットしてきたものを、どう整理してアウトプットしていくのか。
やってみると分かると思いますが、習ったからできるというものでもありません。
習ったからできるのであれば、どんなテストでも満点が取れなければならないということになってしまいます。入試における合格点は、ある程度の難度がある学校では、おおむね6割〜7割ほどです。
そう6割から7割取れば良いんです。
どんな受験生にも得意科目、不得意科目があるものです。
そのため、全教科きれいに6割ということにはならないでしょう。
高校受験なら、英語7割、数学5割、国語6割という人もいれば、英語9割、数学4割、国語5割という人もいるでしょう。どこでアドバンテージを築くのかは、それぞれの受験生によるのかもしれませんが、一般的に高校受験なら英語で大きくアドバンテージを取りやすいのではないでしょうか。特にインターや現地校経験のある受験生は有利に進めやすいでしょう。
そして、やはり肝となるのは数学です。数学でどれくらい得点を作っていくのか。1問正解することにインパクトが大きいので、どの問題を戦略的に正解していくのかを、考えて取り組むことが合格への鍵といっても過言ではありません。もちろん、中学受験の算数も同じです。
通常、闇雲に解いていっても満足のいく結果になることは多くありません。
例えば、英語7割、数学5割、国語6割で合格を目指す生徒の場合、どうやって数学の5割を得点していくのかを考える必要があります。5割の正解ということは、残りの5割は不正解でも構わないということです。ですので、勇気を出して予めやらない問題を決めることが重要だったりします。
難問にもチャレンジしてみるというのは聞こえは良いですが、そこで費やした時間は戻ってきません。何とか正解できれば、多少救いはあるかもしれませんが、そこにかけた時間で、他の標準的な問題を2問正解できるかもしれません。
つまり手を出してみても、どのタイミングで見切るのかということです。
過去問演習をしていく中で、そのような選球眼を身につけていく。
できる問題を増やすと同時に、戦略性を身につけていくことも大切なポイントなのです。
入試で見直しをする時間はありません。
仮にあったとしても、見直しで間違いが発見されることはそれほど多くはありません。
だとしたら、取り組んだ問題は、全て一発で正解する正確性を身につけるべきだし、取り組まない問題を選定して、できる問題に時間資源を多く配分すべきだということです。
言うは易しで、やってみるとなかなか難しいことですので、過去問演習が始まったらすぐに、そのような意識を持って取り組んでみてください。
お問い合わせはコチラからどうぞ!
↓
http://www.epis-edu.com/contact/
E-mail: frankfurt@epis-edu.com
TEL: +49-069-3302-0436
情報の書き込みはネチケットを守ってご利用下さい。
*個人情報を流出させたりプライバシーを侵害したりした場合、名誉毀損罪など犯罪の他民事訴訟にも訴えられる事があります。
コメント:この投稿は、コメント追加が許可されていません。
初心者必見!語学を効率よく最短でマスターしたい方のためのオン ..
家主不在時に、週または月単位でアパートをお貸しいたします。( ..
東京での滞在先をお探しの方 1ヶ月単位でお貸しします。 ..